「鹿せんべいの上手なあげ方」

「スゴイ」のほうで、
鹿せんべい飛ばし大会を紹介しましたが、
鹿せんべいの正しい用法は、何と言っても鹿にあげる事ですよね。

私も小〜中〜高校生の頃には、
学校から遠足で行ったり、友人と遊びに行ったりした時に
よく鹿せんべいを買って、鹿にあげていました。
 (さすがに最近はしませんが・・・・)

当時の奈良の鹿は大変行儀が良くて、
鹿せんべいをあげる前に、鹿せんべいを高く上げると
「食べさせてぇ〜」
・・って感じでお辞儀してくれて、
それがメチャ可愛いので、
何度もお辞儀させながら食べさせてあげてものです。
特に小鹿やお辞儀の仕方の上手な鹿を選んであげていました。

でも最近は、
鹿せんべいを買った観光客が一瞬のうちに鹿に囲まれ、
怖い思いをされるケースが非常に増えてきました。
中には鹿に噛まれる人もいたり、
恐怖のあまり泣いているお子さんを見る事も少なくありません。

そこで今回は、
上手に鹿に鹿せんべいをあげるコツを紹介します。

 @鹿せんべい屋の周りに鹿が多いときは買わない
  (買った瞬間に囲まれます)
 A午前中は避ける
 B観光客の多い連休中は避ける

・・・えぇ〜と、他に何があるかな・・??

まっ、早い話が
最近の奈良公園の鹿はお腹をすかしている事が多いんです。
食堂等から出た残飯を漁っている姿もよく目にするし・・・。
つまり、
お腹がすきすぎて、鹿せんべいに殺到するんですね。

ですから、
上手に鹿せんべいをあげるには、
鹿がお腹ペコペコじゃなくて「ちょっとオヤツが欲しいかも」
・・・と思っているタイミングが大事なんです。
逆に
観光客が多くて、食事にもオヤツにも満足している時は、
鹿せんべいを出しても「知らんぷり」されてしまいます。
 (お前ら、それでもプロかぁー、お辞儀せんかい・・・と腹が立ちます)

もし、
奈良公園に行かれたら、
鹿たちのいる場所、目線に注意して、
鹿せんべいをあげている他の観光客の様子も見て
グッドタイミングを見計らってチャレンジしてみてくださいね。
お辞儀してオネダリする鹿はホント・・・可愛いですよ。