「家族風呂」

温泉旅行の楽しみは、何と言っても「お風呂」ですよね。
別に温泉旅行じゃなくても、
「お風呂」は旅行における大イベントである事にかわりはありません。

温泉旅館・・・・まぁ、ホテルでもいいんですけど、
あのデッカイ「大浴場」は、ホント気持ち良いですもんね。
(デッカイから大浴場と言うんですけどぉ・・・・・)
あの皆で一緒に入る、
あの大きなお風呂は、まさに、旅行の醍醐味です。

でも、
シーズン真っ只中の土曜日だったりしたら、
その「大浴場」も超ぉ〜満員なんて事よくあります。
まるで、
真夏の遊園地のプール状態って事も少なくありません。
せっかく、「温泉でゆっくりぃ〜〜」、なぁんて考えてたのに、
これじゃぁ興醒めしちゃいますよね。

そこで、
「人が少なくなるまで、部屋に戻ってようか・・・」
・・・と、廊下を歩いていると、目の前に「家族風呂」の看板。
覗いてみると、誰も入っていない。
「おぉー、ラッキィー!!」・・・なんて経験がある人いませんか?

ピィッ、ピィーーーー!!

そんな貴方、教育的指導です。

「家族風呂」というのは、
家族が全員で入ってちょうど良い位の広さのお風呂・・・、
・・・ではありません。
まっ、確かに、それはそれで間違いじゃないんですけど、
ここは、
貸切のお風呂で、お金を払った人だけが入れるんです。
つまり、
事前にフロントなどで、利用時間を予約して、
1時間1000円位の利用料を支払って入るお風呂なんです。
詳しい説明や規約なんかは、
「家族風呂」のドアや脱衣所の壁に書いてありますよ。

「あったり前じゃん、そんなん誰でも知ってるよぉ〜」
・・・なんて人にとっては、
「MoMoちゃん、今頃、なんでそんな話を・・・」
・・・と、思うでしょうけど、
知らない人が結構多いんです。
うぅん、結構なんてもんじゃなくて、実に多いんです実際に。

「ラッキィー!!」・・・とか言って、湯船に入ってて、
予約の方が来たのに、
「今、満員だから、後でねぇ〜」・・・って、逆に予約の方を追い返して
大騒ぎになっちゃう・・・・って事が少なくないんです。

「家族風呂」って、
ヤングファミリーやカップルから絶大な人気があるから、
そうやって、一組でもズレ込んじゃうと、後々の調整が大変なんです。

皆さん、
くれぐれも注意してくださいね。

今回、いきなり、
こんな話を持ってきたのには、実は理由があるんですが、
それについては、次回のお話という事で・・・・。