「ピザは野菜?!」


日本でも子供達の肥満が問題になっていますけど、
アメリカの子供達の肥満はすでに別次元に行っちゃってます。

2008年の統計で、5才〜17才までの1/3が肥満だったんです。
(詳しくは知らないけど、日本の肥満の基準だと1/2近くになるとか)

「これは問題だ!」

ということで、
オパマ政権は子供の肥満の改善を目的に考えられた法案が

「公立学校の学校給食に、もっと野菜とフルーツを導入する」
「毎日出されるピザとフライド・ポテトをせめて週2、3にする」

日本人の私達から考えると極めて普通の事なんですが、
さすがアメリカ、一味違うのです。

「野菜とは何を指すのか?」

という事が大問題になったんです。 (@_@;)

実は、
30年前のレーガン大統領の時代に

「ケチャップを野菜とする」

という法案が出ていたそうなんです。

それを受けて現行法では


「大さじ2杯のトマト・ペーストは野菜」

とされているため、
トマト・ペーストを使うピザは、上にベーコンがたっぷり乗っていても、
必然的に商品分類は「野菜」になってしまうのだそうです。

オバマ法案では、
「こんなピザは野菜とは呼ばない」と言っているんですね。

これに強く反発しているのが食品業界と共和党。
なんでも、

「トマトペーストはビタミンAやリコピンが豊富。
 大さじ2杯でも栄養価が高く野菜として充分通用する」

「政府が学校の自由に介入し地方財政を逼迫するものだ」

・・・だそうです。


普通にサラダ食べれば良いのに・・・とか思うんですが、
アメリカでは通用しないのでしょうか (^_^;)


cf.
http://news.nicovideo.jp/watch/nw147445
(ガジェ通ウェブライターのchicagonoyukiさん)

write 2012.01.10