「ESTA(エスタ)」


皆さん、
ESTA(エスタ)ってご存知ですか??

実は、
明後日(2009年1月12日)の出発便から、
アメリカ本土とハワイに渡たる際の制度が大きく変更されるんです。

対象となるのは日本を含む世界34カ国で、
ビザが免除されている90日以下の商用や観光目的の渡航者。

対象となる渡航者は、
前もってアメリカ専用のHP「米国電子渡航認証システム(ESTA)」から、
「渡航認証」を取らなければいけなくなったんです。

まず、
住所、氏名、パスポート番号、アメリカでの滞在先、等々を入力、
要注意人物をのせた「ブラックリスト」などと照合がなされて
問題がないと判断された場合のみ認証がでるんです。

認証を受けていないと、
航空機などへの搭乗やアメリカ入国を拒否されてしまうので要注意!

大人だけでなく
未成年者も、幼児でも認証は必要です。

認証の費用は現在は無料。
有効期限は認証取得の日から2年間。
ただし、パスポートの残存期間が2年未満の場合は
パスポートの有効期限までです。

もし、
ESTAによる渡航認証の回答が拒否された場合は、
アメリカ大使館・領事館にビザ申請を行う必要があります。
詳しくは、アメリカ大使館・領事館へお問い合わせください。

当たり前ですけど、
ビザ申請が必要な留学、就労等々の場合は、
ESTAによる渡航認証の申請・取得は不要です。
(だって、ビザの申請時に厳しくチェックされるもん・・・)

ちなみに
グァム、サイパンへの渡航では必要ありません。
また、
カナダから陸路でアメリカに入国する場合も不要です。

つまり、
アメリカ本土への航空機テロへの警戒なんですね。

でもねぇ〜
この制度、一般にはあまり知られていな為に、
お客様一人一人に説明が必要になって大変なんですよ〜。
おまけに、
PCサイト上でしか申請が行えないために、
インターネット環境のない人については代行するハメになったりして・・・

皆さんも渡米の際にはお気を付け下さいね。

write 2009.01.10