「飛行機で、一番安全な席は?」

飛行機を利用する旅行の場合、
お客様からよく聞かれることがあるんです。
「飛行機では、どの席が一番安全ですか?」・・・・って。

基本的に飛行機は、
車や列車などと比較して、もっとも安全な乗り物といわれていますよね。
しかし、これは単に事故にあう確率が低いというだけで、
実際に事故が起こると、その生存率は・・・・・

そこで、「少しでも安全な座席は?」ってことになるんです。

エヘヘッ、なんか今回のテーマ、シリアスでスゴイでしょ!!
MoMoのページじゃないみたいでしょ!!
あぁ〜〜・・・・自己陶酔・・・・

・・・というわけで、
飛行機は、構造的に翼付近が最も頑丈に作られているんです。
また墜落時の衝撃は機体の前部で受けるようになってるので、
機体の後部は衝撃が少ないといわれてます。
実際に統計でも、
前方に座っている人より、中央より後ろに座っている人の方が、
生存率が高いという結果が出てます。
さらに、窓側より通路側の方が、ケガの程度が低くなってます。
 (遺体の損傷も通路側のほうが少ないそうですよ。)

つまり、
「キャビンの中央より後ろ側で、翼に比較的近い通路側の席」
が、比較的安全な席ということになるんです。
それと、出口に近い席を確保することも大事なようです。

「比較的・・・」と言ったのは、
事故の形態によって安全な席が変わるからなんです。
例えば、火災事故の場合は、翼の近くはエンジンや燃料タンクに近いため非常に危険であるとか・・・・って。

ですから、本当に安全を考えるなら、
座席より、航空会社の選択に気をつけたほうが賢明なんですよ。
  ・実績、経験のある会社か
  ・新しい飛行機を使用している会社か  等々

まっ、いずれにしろ、
事故にあったら、客室乗務員の指示に従って行動する。
それしかないんですね、やっぱり。

あっ、そうそう、
天候の悪い日の事故率は、天候の良い日の何万倍とからしいですよ。