「燃料高」


原油高・・・天井知らずって感じですよね。

ガソリン価格もウナギ昇りで、
今や180円/?を超えてますもんねぇ〜。
最近は
車に乗るのを減らして、自転車&電車でGOってなもんです。

食料品なんかも値上げラッシュで、
ホント、私達、一般庶民は大変ですよね。
国のお偉い方々は何をお考えなんだか??

で、
この燃料高、
私達の旅行業界にもしっかりと暗い影を落としてるんです。

国内旅行のバス燃料費もそうなんですが、
一番痛いのが、海外旅行の際の航空費に上乗せされる
サーチャージ(燃油特別付加運賃)!

サーチャージというのは、
通常の航空運賃に上乗せされる燃料費のことで、
ハワイ、シンガポールで往復40,000円程、
アメリカ西海岸なら往復60,000円近くになります。(JAL、ANAの場合)
つまり、

『ハワイ格安ツアー、三泊五日、48,000円』

と、
書いてあっても、ツアー総支払額は、
48,000円+40,000円=88,000円 になっちゃうんです。
おまけに、
このサーチャージ、原油高が進むともっと高くなるわけで・・・

航空会社が上乗せしてくるのが原因とはいえ
私達、旅行会社が不当表示していると思う、お客様もいたりして

痛い! これは痛い!

・・ってな訳で、
うちの会社でも、
この夏の海外旅行の売上が、昨年より10%も低いんです。

なら、
国内旅行は絶好調かと言えばそうでもなく、
まっ、例年よりは良いけれど、近場が多くて・・・ってな感じです。

そういえば、
JALやANAは
燃料高という事で、不採算路線は廃止する方向だとか。
関空−グァム、関空−ロンドン、中部−台北等が候補に挙がってるし、
国内線は地方空港離発着を中心にかなり減便、廃止されそうです。

なんか、
溜息ばかりが出てしまいます。
ふぅ〜〜・・・


(注)
サーチャージは、
各航空会社が独自に金額や値上げ時期を決めて申請してるので
航空会社や出発日(予約日)により金額が異なりますので、
もし、航空会社を選べるのなら、検討の価値はアリアリです!!

write 2008.07.15