「何が一番安全?」


さて、
今回の話は表題にあるように
「一番安全な乗物って何だろう?」って話。

これって、
結構、お客様との間で話題に登るんですよ。

で、一般的には
一番安全といわれているのが航空機。
意外と思われる方もおられるかもしれませんが、
事故が起こった場合、最も被害が大きくなるのが航空機も、
全体の飛行時間と乗客数、死亡者数から計算すると、
自動車と比べて死亡率は何分の一かになるそうです。

次に安全なのがバス。
バスも事故となると大きな被害となりますが、
一般乗用車等と比較して事故が非常に少ないからでしょうね。

以下、
船舶、乗用車・・・・ときて、
一番危ないのがオートバイ(原付含む)。
普通に見てても、
スピード出るし、生身で乗ってるから危なっかしいんだけど、
乗員数(利用者)、乗車時間から考えて死亡者数が圧倒的に多い・・・、
つまり乗員の死亡率が高い乗物なんだそうです。
オートバイ乗られる方、
ホント、気をつけてくださいね。

ってなわけで、
皆さんが旅行される際に利用する
航空機やバスは安全に利用頂けるということなんですね。

まっ、
私のお客様の中にも
「あんな鉄の塊が飛ぶのは信じられん?!」
・・・とか言って、
飛行機に乗りたがらない方は結構おられるんですけどね。

参考のため
平成17年度で不慮の事故による死者数は以下の通り。

交通事故全体        10028 人 
(交通事故内訳抜粋)
歩行者             3033 人
自転車             1318 人
オートバイ           1422 人
一般乗用車          2376 人
トラック等            483 人
バス                 6 人
船舶水上交通         192 人
航空機              25 人

ちなみに
家庭の階段からの落下   687 人
家庭の浴槽での溺死    3756 人
家屋火災           1593 人
自殺             32552 人

この数字を見て、
皆さんもびっくりされたと思いますが、
家庭内の事故で亡くなっている方がスゴク多いんですよね。
それと、自殺・・・圧倒的な人数です。悲しい事です。


cf.総務省 人口動態統計
write 2007.07.15