「炭酸せんべい」
有馬名物なんだけど
今回は宝塚の黄金家さんの紹介なのだ!


何を隠そう(別に隠したから、どうという事はないんですけど)
私、炭酸せんべい、大好きなんです。

で、
つい先日のことなんですが、
東京から来られた他社の添乗の方とお話しする機会があったんです。
どういう話の流れだったかは覚えてないんですけど、彼女曰く、

「私、有馬温泉に行ったら、必ず、名物の炭酸せんべい買うのよ」

「へっ・・・炭酸せんべいって有馬名物なの?」

私、小さい頃からずっと食べてたし、
関西ではどこのスーパーやお菓子屋さんでも売ってたので
名物なんていう意識が全く無かったんです。
続けて彼女曰く、

「あら、宝塚だって炭酸せんべいは有名じゃない!」

「へっ、それって、黄金家さんのこと??」

「そうそう」

ってなわけで、
ここはひとつ「炭酸せんべい」を紹介しなけりゃ
宝塚市民とは言えないってことです、はい。
(今は大阪で1人暮らしですけど)、

炭酸せんべいは
明治中頃、有馬温泉の湯成分のひとつである炭酸に注目して
小麦粉と澱粉を炭酸水で溶かし、砂糖で味付けしたのが始まりだとか。
向こうが透けるほど薄くて、軽い歯ざわり、そして独特の風味が特徴で
気温、湿度により微妙に変化する味調整に職人の技が光っているのです。

言われてみれば、
有馬温泉には「炭酸せんべい」のお店が多いんですが、
特に私が好きなのは
平野屋本舗のもので、ほのかに柚子の香りがするんですよね。
ちなみに
間にバニラクリーム等を挟んでたりするのもありますが、
それは邪道なのです! (あくまでも私の私見ですが)

 そして、
 私、MoMo御用達のお店が
 宝塚の黄金家さん。
 他のお店みたいに機会焼きじゃなくて、
 職人さんが目の前で一枚ずつ丁寧に
 焼いて下さってるんです。


「お願いしまぁ〜す!」

・・・って言いながら、
図々しくも焼き立てを試食させて頂いた事もあります。

創業明治30年、
国内外の数々の菓子博覧会でグランプリを受賞している
宝塚じゃ知らない人はいない老舗です。
でも、外見は普通の御菓子屋さんなんですよ。

20枚入、400円と値段も手頃なのもウレシイです。